SNSでシェア

 

理学療法学科

Physical Therapy

学科長挨拶

理学療法学科長 植田英則

理学療法士の主な仕事は、病気やスポーツ等でけがを負った方に対して、「立つ」「歩く」など、基本的な運動機能を回復するために、「運動療法」(関節運動や筋肉トレーニングなど)と「物理療法」(温熱、電気療法など)の治療を行い、障害や痛みを取り除き、社会生活への復帰を支援することです。
本校では、知識・技術、そして相手を思いやり、寄り添う気持ちを備えたこころ豊かな「必要とされる理学療法士」を養成しています。 皆さんの「理学療法士になりたい」という目標に全力で向かっていけるよう、豊富な臨床・教育経験を持った教員が皆さんを全力でサポートしていきます。

理学療法学科長 植田英則

就職と国家資格

就職率

開校以来続く就職率100% 高い地元就職率

これまで、県内外の病院に900名以上の卒業生を輩出している富士リハ。特に静岡県内の病院・医療機関との結びつきはとても強く、毎年多くの求人を頂いております。
学生は、数多くの選択肢から自分の希望に合った就職先を選ぶことができ、開校以来就職率は毎年100%です。

就職率100% 求人数 求人施設数

国家試験合格率

開校以来継続し続ける、高い国家試験合格率

1年次は専門科目の基礎固めと学習習慣を身に着ける「初年次教育プログラム」を実施しています。また個別学習では補えない部分をグループワークを通して、学生間や教員を交えることで共に考え、学ぶ力を養います。2年次は、理学療法士・作業療法士としての専門知識と検査測定の技術を学び、3年次には治療技術を中心に学び、実習授業や臨床実習で臨床力を強化します。さらに、4年次は長期の臨床実習で国家試験に向けての総合力を高めます。圧倒的な実習量による豊富な経験が大きな自信となり、毎年全国トップレベルの国家試験合格率を誇ります。

全国平均を上回る国家試験合格率
  • 理学療法士の 活躍の場
  • 救急・一般病院 リハビリセンターなど

    手術後の早期回復、術後改善のために活躍

  • 介護老人保健施設

    機能回復、家庭、社会復帰のために活躍

  • スポーツ分野

    オリンピックやプロスポーツ分野で活躍

  • こども病院

    機能改善、発達援助両親への支援などで活躍

  • 在宅分野

    生活と健康維持 住環境の調整で活躍

  • 行政分野

    健康増進のための健康教育や事業企画・運営で活躍

  • 教育分野

    大学院へ進学し、 教育・研究活動で活躍

  • 国立病院機構静岡医療センター
  • 静岡県立病院機構県立総合病院
  • 沼津市立病院
  • 共立蒲原総合病院
  • 順天堂大学医学部附属静岡病院
  • 静岡リハビリテーション病院
  • 静岡厚生病院
  • リハビリテーション中伊豆温泉病院
  • 中伊豆リハビリテーションセンタ—
  • 富士いきいき病院
  • 沼津リハビリテーション病院
  • NTT東日本伊豆病院
  • 熱川温泉病院
  • 熱海所記念病院
  • 池田病院
  • 池辺クリニック
  • 伊豆赤十字病院
  • 伊豆慶友病院
  • 湖山リハビリテーション病院
  • さわだ・メディカル・クリニック
  • 静岡徳洲会病院
  • 清水スポーツ整形外科
  • 新富士病院
  • 聖稜リハビリテーション病院
  • 聖隷富士病院
  • 浜松市リハビリテーション病院
  • 富士脳障害研究所附属病院
  • 富士整形外科病院
  • コミュニティーホスピタル甲賀病院
  • 西島病院
  • 平成横浜病院
  • 鶴巻温泉病院
  • 箱根リハビリテーション病院
  • 清水厚生病院 など (順不同)

カリキュラム

理学療法士は、ケガや病気などで身体が不自由になった人々に対し、関節運動や筋力トレーニング、さまざまな動作練習などから回復を促す「運動療法」と、温熱や電気、レーザーなどを使用し、痛みの軽減などを目的とする「物理療法」を用いた治療を行います。
そして、身体の状態をより良い状態にし、起き上がりや歩行の獲得、そしてスポーツ活動にいたるまでサポートします。 理学療法士は、各個人の状態を医学的に分析・把握し、治療を行う保健・医療・福祉のスペシャリストです。

本校入学前に大学又は短期大学等で学ばれていた方は、入学前の既習得科目単位認定が受けられる場合があります。

2020年度新カリキュラム

PT 【総時間数】・講義1920時間・実習1665時間

基礎科目 専門科目 専門基礎科目
1年次
  • PC演習
  • 情報統計科学
  • 心理学
  • 科学哲学
  • 生活社会科学
  • 英語Ⅰ
  • 英語A・B(選択)
  • コミュニケーション論
  • ボランティア活動論
  • 基礎理学療法学Ⅰ・Ⅱ
  • 基礎理学療法学実習Ⅰ・Ⅱ
  • 機能診断学
  • 臨床実習Ⅰ
  • 解剖学Ⅰ・Ⅱ
  • 解剖学実習Ⅰ・Ⅱ
  • 生理学Ⅰ・Ⅱ
  • 運動学Ⅰ
  • 運動生理学実習
  • 人間発達学
  • 病理学
  • 臨床心理学
  • 精神医学Ⅰ
  • リハビリテーション概論
  • チーム医療論
  • 社会福祉概論
2年次
  • スポーツ科学
  • 運動機能評価学・実習
  • 神経機能評価学・実習
  • 動作分析学実習
  • 理学療法評価学・実習
  • 運動療法学・実習
  • 中枢神経疾患理学療法学Ⅰ・実習
  • 神経・筋疾患理学療法学Ⅰ
  • 運動器疾患理学療法学Ⅰ・実習
  • スポーツ理学療法学
  • 日常生活活動学・実習
  • 地域リハビリテーション学
  • 臨床実習Ⅱ
  • 運動学Ⅱ
  • 内科学Ⅰ・Ⅱ
  • 神経内科学
  • 整形外科学Ⅰ・Ⅱ
  • 小児科学
  • 精神医学Ⅱ
  • 脳神経外科学
  • 薬理・栄養と健康
3年次
  • 中枢神経疾患理学療法学Ⅱ・実習
  • 神経・筋疾患理学療法学Ⅱ
  • 運動器疾患理学療法学Ⅱ
  • 小児理学療法学
  • 内部疾患理学療法学・実習
  • 物理療法学・実習
  • 装具学
  • 義肢学
  • 症例検討Ⅰ
  • 生活環境論Ⅰ
  • 臨床実習Ⅲ
  • 臨床実習Ⅳ
  • 身体運動学
4年次
  • 理学療法研究
  • 理学療法研究演習
  • 理学療法管理学
  • 理学療法教育学
  • 画像評価学
  • 総合理学療法評価学
  • 予防理学療法学
  • 症例検討Ⅱ
  • 臨床理学療法学
  • 理学療法技術論
  • 理学療法セミナー
  • 生活環境論Ⅱ
  • 臨床実習Ⅴ
  • 臨床運動学
  • 人体構造学
  • リハビリテーションと障害
  • 関連法規

学生の声

理学療法学科2年生 本多由佳さん

療法士になろうと思ったきっかけ

私は幼いころから陸上の長距離をしており、高校を卒業しても陸上を続けようと考えていました。
しかし、怪我で陸上を続けることを諦めることになり、これからは怪我をした選手を支える仕事がしたいと思い理学療法士を目指しました。

富士リハビリテーション大学校に決めた理由

オープンキャンパスに参加した際、先生方や学生の明るい雰囲気に魅力を感じました。
どの先生からも、ひとり一人の学生を大切にしていることが伝わってきました。 きれいな校舎や整った設備など、学習環境も良いと思います。

将来はどんな領域で、どんな療法士として活躍したいか

スポーツでの怪我で苦しい思いをしている患者さんを支えられる理学療法士になりたいです。 また、障がい者スポーツにも関心があります。
オリンピックや大きな大会で活躍する選手のトレーナーになれるよう、日々勉強や練習を重ねています。

富士リハの先生はどんな先生か

この学校に入学して本当に良かったと思っています。 覚えることは多いですし、身だしなみや人と接するときの態度の指導はとても厳しいです。
しかし、怪我や障がいで大変な思いをされている方の治療をさせて頂くためには当たり前のことで、本物の「優しさ」を先生方から感じます。

休みの日はどのように過ごしていますか

勉強は平日にがんばり、休みの日は自分のやりたいことをするようにしてメリハリをつけています。 最近車の免許を取ったため、車で色々なところにお出かけするのが楽しいです。
勉強も、やりたいこともたくさんやって、学校生活を楽しんでいます。



理学療法学科2年 樋口凱士さん

療法士になろうと思ったきっかけ

小学校2年生からサッカーを始め、たくさんの怪我を経験してきました。 理学療法士の方にリハビリをして頂く機会が何度もあり、「かっこいいな」と憧れを抱くようになりました。

富士リハビリテーション大学校に決めた理由

4年間の充実したカリキュラムの中で、国家資格を取得するだけでなく様々な知識や技術を身に付けられる点に魅力を感じました。
大学と比較して、実際の病院での実習数が非常に多く学生時から医療現場の雰囲気に多く触れられることや、専門分野を深く学べることも良いと思います。

将来はどんな領域で、どんな療法士として活躍したいか

自分自身スポーツを通して多くの怪我をした経験を今後に活かしたいです。 将来はスポーツに関わるような医療機関で、怪我からの復帰をサポートしていけるようになりたいと考えています。

富士リハに入学してみてどう感じていますか

勉強が大変というイメージを持っていましたが、友達と一緒に勉強したり先輩に聞いたりして、切磋琢磨しながら楽しく生活しています。
高校までと違い、クラスメイト全員が国家資格を取るという同じ目標を持っているため、大変なことも一緒に乗り切ることができます。



卒業生の声

理学療法学科 卒業生 勝亦志帆さん

現在勤務している病院について

沼津市立病院リハビリテーション科に勤務しています。
在学中に急性期のリハビリテーションへの関心を深め、就職先を選ぶ際も急性期病院を希望しました。
大きな病院ですので、常に進化する最新の医療を提供するために日々勉強の毎日を送っています。

富士リハビリテーション大学校に決めた理由

理学療法士になるために富士リハを選んだのは、臨床を重視した指導体制に共感したからです。
富士リハの先生は週に一日、病院で理学療法士や作業療法士として勤務し、実際の医療現場でしか得られない
生きた知識や技術を私たちに教えてくれました。
技術だけでなく、「医療人としての心構え」をしっかりと身に付けさせてもらえたことにとても感謝しています。

理学療法士の魅力

病院はもちろん、スポーツ、子ども、教育、保健・健康増進など、自分の適性に合った活躍の場を選択できることは理学療法士の魅力の一つです。
実際の医療現場では医師などと緊密に連携し、患者様の身体機能回復の可能性を広げることができます。
昨日できなかったことが今日できた、そんな変化に立ち会えたときや、患者様が笑顔になってくれたときが一番の喜びです。

理学療法士を目指す方へのメッセージ

実際の医療現場では、理学療法士と作業療法士は常に連携して患者様のリハビリにあたります。
患者様に寄り添い、励まし、明るい道へと導いていくため、理学療法士と作業療法士は患者様の身体と心の両面からサポートしていく必要があります。
理学療法士と作業療法士がそれぞれどのように連携しながら対応していくのかを深く学ぶことが大切です。
pagetop